【長寿にっぽん2022年6月号】

薬学博士・野村先生の健康長寿 徒然草

第66回:6月はアジサイ散策で認知症予防。

糖煎坊代表 野村 忠敬

 6月は梅雨の時期に入ります。雨が続いて気分も憂うつになりがちなこの季節ですが、美しいアジサイが見頃を迎えます。雨上がりの野山で見るアジサイは、一段と鮮やかで独特な風情があり目を引きます。
 江戸時代に来日したドイツ人医師シーボルトが長崎の港から持ち帰ったことで有名なアジサイは、日本で作られた園芸品種で、太平洋の海岸近くで自生していたガクアジサイがその原種といわれています。その名の由来は、周囲の装飾花が額縁のように見えたからのようです。
 その他、日本で自生するアジサイには、蕾が球形であることから名付けられたタマアジサイや、関東以西の山で見かけるヤマアジサイなどがあります。
 近年は交配などにより数々の園芸品種が作出され、多彩なアジサイが店頭に並ぶようになりました。色鮮やかなアジサイは、鉢物だけでなく切り花の花材としても重宝されています。
 さて、年齢と共に忍び寄る認知症ですが、その予防には脳機能のトレーニングが効果的といわれています。脳機能の中でも特に認知症に深く関わっている「海馬」や「前頭葉」を鍛えるためには、ウォーキングなどの有酸素運動や日光浴、森林浴などが効果的とされています。
 梅雨の晴れ間にアジサイの咲く野山へ出かけ、水筒に入れた「糖煎坊」で水分補給を行いながら、認知症予防を兼ねて散策してみてはいかがでしょうか。 (つづく)

糖煎坊健康川柳大募集!

6月の特選受賞作品群はこちら!

金賞!

『春山菜 旨さひとしお 糖煎坊』

〈長崎県〉中川様
【選者評】春の訪れを告げるたらの芽等の山菜群。やはりお奨めは「天ぷら」でしょうか?揚げたてに、糖煎坊を抹茶塩のごとく振りかけてご賞味あれ。

銀賞

『桑の茶で 井戸端会議 嫁帰らん』

〈兵庫県〉みのる様
【選者評】江戸の昔から令和の今に至るまで、女性同士が顔を合わせた途端、延々おしゃべり…。でもそれは、何にも増して良きストレス解消法です。

銅賞

『さぁ急げ 薄着の前に 糖煎坊』

〈宮城県〉菅井 里子様
【選者評】糖煎坊は食物繊維をはじめ、体すっきり成分も豊富です。ぜひ夏までに身も心もすっきりさせ、明るく開放的な夏をお過ごしください。

自然の移ろいと豊かな恵みの“日本”再認識 二十四節気と糖煎坊

【六月の節気①/芒種(ぼうしゅ)~六月六日頃】

穀物の種を蒔き、田植えを始める目安とされる時季、それが芒種です。稲の語源は「命の根」とも言われ、昔の農家にとって田植えとは、田の神様をお祀りする神事の意味合いもあったようです。

【芒種の時季の注意点とおすすめ成分】

梅雨入りに伴い、むしむしと高湿の日々が続く芒種。体内に熱がこもり、肌トラブルが起きやすい時季です。そこでおすすめは美肌力を高める【コラーゲン】と【ビタミンC】。中でも編集部のいち押しは、コラーゲン豊富な豚肉料理(豚肉ソテーなど)にレモン果汁を添え、最後に糖煎坊をまぶす「ふりかけ糖煎坊」です。

【六月の節気②/夏至(げし)~六月二十一日頃】

一年で最も昼間が長い日である夏至。正午にはほぼ真上から太陽に照らされるため、影は最も短くなります。梅雨で太陽が隠れる日も多い中、ここから夏の盛りへと日々日に暑さも増していきます。

【夏至の時季の注意点とおすすめ成分】

本格的な暑さにまだ慣れていないこの時季、エアコンの冷気が予想以上に体に堪えます。そこでおすすめは代謝を促し、芯から温める【生姜湯】です。程よい白湯にすり卸した生姜(チューブ入り生姜でも可)を入れ、最後に糖煎坊1包を入れて完成。この「生姜入りあったか糖煎坊」がこの時季の冷えを防いでくれます。

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