【男性向け】香水の付け方|4つの種類の特徴も解説

香水はただ香りを楽しむだけでなく、石鹸の香りから清潔感を感じるように、香りによって周りの人からの印象を左右します。長時間香水のよい香りを持続させるには、正しい香水の付け方を知っておくことが大事です。香水にはいくつか種類があるため、香水の種類に合わせて付け方を変えることも重要になります。

当記事では、香水の上手な付け方を準備や量、タイミング、場所、香水選びに分けて解説します。香水を買ったものの、付け方が分からない方はぜひご一読ください。

【男性向け】上手な香水の付け方

30代・40代のおしゃれな男性から漂う香水のさり気ない香りは、上品でさわやかな印象を受けます。反対に、キツすぎる香水の匂いは「香害」と呼ばれ、迷惑行為になりかねません。

香水を使用する際はマナーとして、周囲が不快にならないよう正しい香水の付け方を理解することが大事です。

ここからは、上手な香水の付け方について解説します。

【準備】身体を清潔にしてから香水を付ける

香水の持つクリアな香りを長時間持続させるには、清潔な体に使用することが大切です。

香水には消臭効果はなく、汗や皮脂の匂いなどが混ざると不快な臭いに変化する可能性があるためです。

朝の外出前に香水を使用する場合は、シャワーを浴びて体を清潔な状態にしてから香水を使用することをおすすめします。なお、汗の匂いを抑えるためのデオドラント剤と香水は併用できます。シャワーを浴びる時間が取れない場合は、汗拭きシートを活用しましょう。

ただし、デオドラント剤は無香料のものを選んでください。香り付きのワックスやヘアオイル、ヘアクリームなども同様です。香水と香りが混ざり合わないよう、基本的には無香料、もしくは香りがすぐ消えるタイプのアイテムを使用しましょう。

【量】付けすぎに注意して香水を付ける

香水は1か所1プッシュが基本的な使い方です。1か所1プッシュでも、体温でふんわりと香りが広がります。

使用する香水の香りに慣れると、自分では香りの強さが分かりにくくなります。しかし、周りの人は香りに慣れていないため、付けすぎには注意が必要です。特にまだ使い慣れていない香水の場合は、ごく控えめの量を付けることをおすすめします。

香水の種類によって香りが物足りないと感じる場合は、1プッシュを2〜3か所に分けて優しく吹きかけましょう。量の調節が難しい場合は、香りの広がりが控えめなロールオンタイプの香水が使いやすいです。香水を付ける際に手首で擦ると香りの粒子が潰れて、香りが長時間持続せず香水本来の香りが楽しめなくなります。

【タイミング】30分~1時間前に香水を付ける

香水は時間の経過とともに、香りがなくなるまで3段階で変化します。

段階香水を付けた時からの経過時間特徴
トップノート約5分~30分揮発性の高い香料が香る。香り立ちがラストノートと大きく異なることもある。
ミドルノート約30分~2時間香りの個性が感じられる部分。配合された香料がバランスよく香る。
ラストノート約2時間以降香水のベースとなる香りで、「残り香」のこと。香りの持続時間が長い。

ノートごとの香りの持続時間は香水によって異なりますが、香りの変化の仕方はどの香水も同じです。


香水は付けてから30分以内の「トップノート」が一番香りを強く感じるタイミングになります。そのため、香水を付けてすぐに外出すると、周りの人から「香水の香りがキツい」と思われる可能性が高いです。ふわっとさり気なく香りをまといたい場合は、出かける1時間〜30分前のタイミングで香水を付けましょう。

【場所】優しく香る位置に香水を付ける

香水は付ける場所により、香りの感じ方が大きく変化します。香水を付ける場所が上半身か下半身かだけで、全く違う香りの印象になることもあります。

しっかりと香らせたい場合は、上半身がおすすめです。首筋や手首、ひじなど関節や体温が高い場所を中心に付けてください。ほのかに香らせたい場合は、腰や内もも、ひざの裏、足首の内側など下半身に付けましょう。香水は下から上に向かって香り立つため、香水を下半身に付けると動くたびに体全体からふんわりと優しい香りが漂います。

ふわっとさり気なく香らせるなら、身体から10〜20cm離した位置から1プッシュ吹きかけてください。ある程度離した位置からスプレーすると、香りが均等に広がりナチュラルに香ります。

【香水選び】TPOを考えて香水を付ける

香水にはTPOがあり、周りの人に好印象を与えられる反面、悪い印象を与えてしまうこともあります。香水を付ける際は、場所に合わせた香りを選び身に付けることが大切です。

下記の場所では、香水の使用を控えたほうがよいでしょう。

  • レストラン(繊細な香りを楽しむような店は特に注意)
  • 病院
  • お葬式やお通夜などの仏事
  • 試験会場

基本的に、周りの人にとって香りが邪魔になる場所や場面での香水は控えましょう。

【男性向け】香水の種類4つ

香水は種類によって、香りの持続時間やエタノールの濃度が異なります。香水を選ぶときは、事前に種類ごとの特徴を理解しましょう。香りの好みだけではなく、特徴を理解して香水を選ぶと、香水を付けるときの量が調整できたり、香りの持続時間に合わせて香水を付けられたりします。

基本的な香水の種類は、「オーデコロン」「オーデトワレ」「オーデパルファン」「パルファン」の4種類です。ここからは、4種類それぞれの特徴を紹介します。

オーデコロン

【濃度】3~5%

【持続時間】1~2時間程度

オーデコロンは、香水の中でも最も濃度が薄く持続時間は1〜2時間と非常に短い香水です。

香料の割合が低いため、ボディスプレー感覚で付け直せる商品が多く販売されています。軽めの香りで、リフレッシュしたいときに手軽にシュッと一吹きできるところが大きな魅力です。付ける際は、まとまった位置の「面」を意識してかけるようにしましょう。

オーデトワレ

【濃度】5~10%

【持続時間】3~4時間程度

オーデトワレは、濃度・持続時間が程よく、ほんのりとした香り立ちの香水です。

普段使いの香水として男女ともに人気があり、さまざまな香りの香水が販売されています。ただし、香りの拡散性が高いので付けすぎには注意が必要です。

一般的なオードトワレは、1〜2プッシュで十分香りを楽しめます。線を描くように付けましょう。

オーデパルファン

【濃度】10~15%

【持続時間】4~5時間程度

濃度が高く香りの持続時間も長いのが、オーデパルファンです。

オーデコロンやオーデトワレと比較すると、オーデパルファンは深く重い香りが多くなっています。同じ香料を使っていても香り立ちが大きく異なり、より高級感のある香調です。

価格はパルファンと比べると手頃な価格でスプレータイプの種類も多いため、手軽で使いやすく男性に人気があります。香りが強いので大体1〜2プッシュくらいを、「線」を意識するように付けるようにしましょう。

パルファン

【濃度】15~30%

【持続時間】5時間以上

パルファンは、香水の中で最もエタノールの濃度が濃く、ごく少量でもしっかり香りが持続する香水です。

非常に高価かつ格調高い香水で、有名ブランドでもトップグレードの位置付けになっています。金額も高いものが多く、強い香りのためフォーマルな場で使用されます。

香水はスプレータイプが多いものの、パルファンは液体で使用します。「点」を意識し一滴を付けたい場所に肌に落とすように付けましょう。注意点としては濃度が高い分、香りも強いので付けすぎないようにしてください。

まとめ

香水には消臭効果がなく、汗や皮脂の香りと混じって不快な香りに変化する可能性があるため、清潔な体に付けましょう。1か所1プッシュが基本で、香りが物足りないと感じる場合は1プッシュを数か所に分けて付けるのがおすすめです。

シーンによっては香りがあることで、周りの人に迷惑をかける可能性もあるため、香水を付ける場所や状況にも気を付ける必要があります。お寿司や和食店など繊細な香りを楽しむ飲食店、また病院やお葬式などの仏事には香水は向かないため、付けるのは控えましょう。

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